「ADDITVE SERIES」を使ってみた！

みなさんこんにちは。
気候も良くなり、クルマに乗るのも楽しい季節になってきましたね。

さて、長年乗っていると、クルマの調子が悪くなったり、ここをなんとかしたいなぁって思うことがよくあるんだけど、昔はそういう時によくカー用品店とかに行って、添加剤を探す自分がいたもんです。それを20才台からやってるから、もう30年以上も続けているクルマ馬鹿なおれが大好き(笑)。

もう時効ということで話しちゃうと、90年代富士フレッシュマンレースで、全然勝てなくて…そこで頼ったのが、添加剤。当時の俺のレースカーは「EP82スターレット」で、エンジンも買ってきたまんまの少し煙りが出る仕様。当然富士のストレートはとっても遅くて、お金をかけずに速くするために色々な添加剤を試しました。売ってるもんは何でもかんでも突っ込んでみたんじゃないかな？

まずは練習走行で色々試すんだけど、運転が下手だから同じ走りができなくて、比較のデータが取れない。だからメカに「西沢さん、どうよ？パワーアップした？」って聞かれても「う～む、よくわからない」としか答えられなかったように記憶している。結局レースじゃ違反なんで、使わなかったけど、面白い体験だった。ドライバーとしては、これ入れたんだから、絶対効いてるはず！って思うことで、決勝前に気持ちを落ち着ける効果くらいはあったと思う(笑)。

時はあれから30年が経ち、パワーアップや車の燃費を上げるみたいなことっていうのは日進月歩のこの世界で、ガルフが新しい添加剤シリーズを出すと言うことで、添加剤好きの西沢は、いやがおうにも期待しちゃいます。ラインアップは充実の5種類で、この中でまず西沢が気になったのがFUEL UP（フューエル アップ）。

何々？ガソリンエンジンの中にたまった汚れを分解して、燃やしてくれるとか、摩擦を減らす燃焼摩擦調整剤が金属同士が擦れるところを優しくいたわるとか、色々書いてあるな。これは一度今年の使いっぱなしのレースカーのエンジンに入れてみよう。いつものようにジョイ耐という燃費レースに出るのに、燃費が回復って書いてあるなんて素晴らしい！レポートはレースの結果に書きます。

それから、DIESEL CLEAN（ディーゼルクリーン）。
実は普段はロードスターか、ベンツのディーゼルに乗っているんだな。この添加剤はディーゼル車に装着されているDPFで堆積された“スス“を添加剤が燃焼させる…そしてきれいにする…インジェクターもお掃除してくれる…と言う便利なもの。このことでエンジンからの排ガスがきれいになったり、振動が減ったり、きちんと燃焼しないことでパワーが落ちたりしていることを回復させてくれるらしい。ふむふむ、もしあなたがディーゼルエンジン、それもちょい疲れたやつに乗っていて…最近加速が悪いなぁとかアイドリングで音がガラガラうるさいなぁと思ったら、いちど試してみるといいと思います。

他に西沢が気になったのはSTOP LEAK（ストップリーク）。
西沢はクラシックカーも大好きで、今持っているのは1972年型のディノなんだけど、この車は残念ながらオイルが漏れます(笑)。この当時の車はエンジンの接合部分がどうしても甘くて、それをシールで漏れないように閉じ込めるわけだけど、そのシール自体が劣化してきて結局エンジンオイルが滲んでぽたぽた。ジャーン！そこに登場するのがこのガルフストップリーク。この添加剤はゴムシールを修復してオイルがにじまないようにしてくれるらしい…ありがたいねえ。

もちろん古い車だけじゃなくて最近の車でも、特に乗りっぱなしで、あまりオイル交換とかしないで長く酷使されてきたような車はオイルが滲んでいたりするので、そういったときにはいちど試してみたいですよね。サーキットで会う2000年代初頭のスポーツカーって、みんなオイル漏れをしているのでいちど試してみるといいと思う。

他にも
オイルラインに溜まったスラッジを一掃してくれるSLUDGE OUT（スラッジ アウト）や劣化したクーラントの性能を回復、寿命を延長させてくれるCOOLANT EXTENDER（クーラントエクステンダー）など様々な添加剤が「ADDITVE SERIES」としてガルフから発売されているので、何か気になるものを車のために1本入れてみよう！気持ちもエンジンも軽くなって楽しい休日が送れます！　雲雲