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エンジンオイルはエンジン内部の金属と金属の触れあう部分に必ず供給されています。具体的には下記のとおりです。ここでは専門用語がかなり出てまいりますが、各パーツ名をご理解されている前提で解説します。以下、4サイクルガソリンエンジンの場合です。
まず、エンジン上部のヘッド部分から
次に、ピストン、コネクティングロッド(コンロッド)まわりでは
クランクシャフトまわりでは
その他の潤滑部分では
このようにエンジンオイルは潤滑を必要とする部分にくまなくゆきわたり、金属同士が直接触れあうことを未然に防止しています。
オイルは一見つまらない存在のようにも受け取られがちですが、オイル選定をミスしたりオイル交換を怠ると上記の部品の摩耗が進んでしまいます。