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技術的にディーゼルエンジンオイルの合成油を作ることは可能ですので、最近は「合成油」のディーゼ オイルが発売されています。
ディーゼルエンジンはまず「経済性」が重視されます。燃料も軽油を使用するため維持費も安く済みます。また、大型トラックやバスなど業務用の使用が中心ですから、より経済性は重要となってきます。
合成油の原料コストは通常の鉱油に比べはるかに高く、合成油の製品を発売しても価格面で疑問が残り、販売も好調に推移するとは思えません。つまり、いくら高性能でも「価格の高い」ディーゼルオイルは市場性がない、という分析もできるわけです。
しかし、これからより厳しくなるディーゼルエンジンの排ガス規制をパスするには、合成油の助けを借りることも充分考えられますので、ディーゼル用の「合成油」が各社から発売されはじめました。