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CCMCとは「欧州自動車工業会」のことで、会員は西側ヨーロッパの自動車メーカーが主体となっており、独自のディーゼルオイルの規格を定めています。
しかし、欧州共同体(EC)の変化に関連した内部紛争によりCCMCは解散してしまいました。
乗用車用ディーゼルでは「PD」シリーズがあり、PDとは「Passenger Car Diesel」の頭文字を取ったものです。
CCMC PD-2は小型ディーゼル用の規格でXW-30、XW-40、XW-50を規定しているもので、1997年まで使用されましたが、1996年には新たな規格としてACEA(アセアと読む)規格が登場しました。
ヨーロッパの乗用車はディーゼルエンジン搭載の比率がたいへん多く、車輌メーカー各社も小型で高性能のディーゼルエンジン車を必ずラインナップしています。
大型ディーゼルでは「D」シリーズがあり、1997年まで使用され1996年からはACEA規格が新たに登場しました。CCMCの「D」シリーズには次の分類があります。
このCCMCは古い規格ですので、現在は使われておりません。