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三菱自動車が CVT 機構を採用したのは比較的最近のことで、まず平成12年式のランサーセディアに搭載され、 平成14年のコルトと CVT 車を増加しつつあります。
三菱の考え方は従来からの多段式 AT に使用していた純正油 SP-Ⅲ を CVT 車にも指定しています。
従って、三菱コルトは CVT 車にも関わらず、ATF が指定されている訳です。 これは、三菱の変速制御が比較的穏やかなコントロールをしているため、ATF でもCVT 機構を動かすことができたのです。
多段式の AT 機構と無段変速機構のベルト式 CVT では機械の構造がまったく異なり、動力の伝達方法も違うため、フルード性能には下記の大切なポイントがあります。
これ以外にも金属を保護するなどの性能もありますが ATF も CVTF もほとんど同じ性能であると言えます。
最近になり、三菱は平成17年式の「アウトランダー」 CVT 車に新たに CVT 専用フルードとして「CVT フルード J1」を指定しました。
このことから、今後の三菱製 CVT 車にはこの J1 を指定して来るものと予想されます。