みなさまの疑問&質問にニャルフがお答え。
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厳密にいえば混用することは好ましくありませんが、エンジンがすぐに壊れてしまうような重大なトラブルにはなりません。
製品が違えば性能も違うのはとうぜんのことで、もしグレードの低いオイルを足した場合は「低いグレード」のオイルになってしまうことを覚えておいてください。
オイルを全量交換する時に違うメーカーのオイルを半分づつ入れるケースはほとんど考えられませんし、これは避けた方が賢明ですが、某オイル会社の試験で は、まったく異なるブランドのオイル数種類を適当に混ぜ、高速道路(東北から九州まで)の連続走行を実施しましたが、特にエンジントラブルは起きていませ ん。
オイルは品質を表す API グレードの「SL」や「SM」などの表示がありますので、このグレードを合わせることが原則で、さらに粘度表示「10W-40」や「5W-30」などの粘度も合わせてください。
オイルメーカー各社は混合されても問題のないようにベースオイルや添加剤の配合をしていますので、他メーカーのオイルと混合しても大きなトラブルにはなりません。
「合成油」に「鉱油」を継ぎ足したり、反対に「鉱油」に「合成油」を補充した時も同様で、元のオイルの基本性能が発揮できません。