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「合成油」のモーターオイルが登場してから、一部の製品には「半合成」や「SEMI SYNTHETIC」と呼ばれるオイルが登場してきました。
「半合成」とは鉱物油(鉱油)と合成油を文字どおり半々に調合したものではなく、鉱油の持つ特徴を合成油でさらに補う配合の製品が多く見られます。合成油 の割合は 30% 程度が多くみられます。したがって、便宜上「半合成」と呼んでいますが、正確には「部分合成」(PARTIAL SYNTHETIC)と呼ぶべきです。
鉱油に合成油を加えることにより、鉱油よりは高性能に設計でき、全合成よりはコストを抑えることが可能です。
したがって、各オイルメーカーのラインナップを見てみますと、トップグレードに全合成を、ナンバー2に半合成、廉価版に鉱物油をそろえている場合が多いようです。